こんなお悩みはありませんか?
日々の業務で、こんなお困りごとはありませんか?
- マニュアルで知りたい情報にたどり着けない(探せない)
- 社員の技術・情報を社内で共有できていない
- 問合せ対応の負担が大きい
- 現場で作業ミスが多発する
- 既存のマニュアルの内容が効果的に役立てられているか、最適な情報になっているか分からない
- 外国籍の社員がいるが、日本語のマニュアルしかない
- 一般的な生成AIでは機密情報を安全に扱えない

このような問題を解決するため、マニュアル制作会社である当社が開発したサービスが”AIトリセツ™”なのです。
「AIトリセツ™」とは何か?
AIトリセツ™は、PDF/Word/txt/html等で企業が保有している膨大な文書、情報を取込み、日常の会話レベル(自然言語)で質問すると、AIが取り込んだドキュメント内の文書を検索・解析し、欲しい情報・知りたい情報を回答するウェブアプリです。
(紙で保管されている古いマニュアルや技術資料※でも、学習データとして取込みが可能です。)
※デジタル化は必要です。
ここまでの話であれば、よくあるRAG技術*1と何の違いもありません。
AIトリセツ™の最大の特徴は、「マニュアルを検索して終わり」ではないということです。
実際に入力されたユーザーの質問をログとして蓄積、さらに分析することで、ドキュメント自体の改善につなげることができます。また取り込んだデータを書き換えることで「より良いマニュアルに育てていく」こともできます。
私たちは、そんな”育てるマニュアル”をコンセプトにこのサービスを開発しました。
*1 RAG(Retrieval-Augmented Generation)技術とは、大規模言語モデル(LLM)に外部の情報を検索して参照させる技術です。
主な機能(抜粋/2025年10月時点)
| 機能(一部) | 内容 |
| 自然言語検索 | 「○○の設定方法を教えて」など日常的に使う言葉での検索が可能 |
| ログ分析 | 質問履歴を可視化し、マニュアル改善に活用 |
| フォルダ一括取り込み | 複数のファイルを一括取り込み(※ファイル制限あり) |
| URL取り込み | URL内の情報を取り込むことができます |
| 画像解析 | 画像の解析ができます |
| 引用元表示 | 回答の根拠となるページを表示 |
| 多言語対応 | 50言語以上に対応し、海外拠点でも利用可能 |
| リライト | 既存情報に追記・整理ができ、精度を向上 |
| ウェブマニュアルの作成 | HTML形式のマニュアルを作成可能 |
※お客様の要望に応じてカスタマイズもできます。ご相談ください
次に、一般的な生成AI とAIトリセツ™を比較してみましょう。
他の生成AIとの違い
| 一般的な生成AI | AIトリセツ™ | |
| 目的 | 汎用(会話・文章生成) | 社内文書・マニュアル特化 |
| データ範囲 | Web含む外部知識 | 取り込んだドキュメント情報のみ (外部情報へのアクセスなし) |
| セキュリティ | 入力内容が学習に使われる可能性 | ドキュメント情報・入力内容がAI学習に利用されない アクセス権限の管理 |
| 回答の根拠 | 原則なし | 出典元情報を明示 |
| 精度の方向性 | 要約・表現力重視 | 正確な情報抽出・根拠提示重視 |
| 得意分野 | 企画書作成・文章生成 | 情報検索/教育・業務支援/業務標準化/ナレッジ共有 |
このように、AIトリセツ™は、マニュアル・技術文書など外部に公開したくない文書の活用を想定し、セキュリティ面の機密性や回答の正確性、条件精査など、企業がより安心してスムーズにお使いいただけるよう設計しております。
例えば、一般的な生成AIを使用して、製品使用情報を検索する場合、膨大なインターネットの情報から「最適解」を導きます。その回答には、対象とする製品情報以外の“偽情報”を引用する場合があり、その根拠や信憑性を精査する必要があります。

それに対し、AIトリセツ™は、正確性を精査した限られた情報から「最適解」を導きます。そのため“偽情報“は含まれず、”嘘(ハルシネーション)“や”それっぽい”回答にはなりません。*2
また、回答の根拠となった情報・引用元(記載ページ)を表示するので、必要に応じて回答の詳細まで確認できます。
さらに、読者利用を想定し、それに応じたアクセス権限をユーザー単位で設定できるため、機密性の高い情報を安全に取り扱うことができます。
*2 AIトリセツ™において、利用情報がAI学習に一切使用されない理由は、Microsoftが提供する「Azure OpenAI Service」のGPT-4oモデルを採用しているためです。
(Azure環境では、入力したデータもAIモデルの学習に利用されることはないため、第三者に共有されることもありません。)
AIトリセツ™で解決できること
これまでのご説明で、AIトリセツ™の特徴や機能についてはお判りいただけたかと思います。
冒頭で取り上げたお悩みも、AIトリセツ™を活用すれば解決することができるのです。
マニュアルで知りたい情報にたどり着けない(探せない)
会話するかのように に質問するだけで、知りたい情報に最も関連する回答とその根拠となる情報を瞬時に表示します。
また、検索にかかる時間(工数)を大幅に削減するため、業務効率のアップにつながります。
社員の技術・情報を社内で共有できていない
これまで、個人の知識として利用されていた情報をAIトリセツ™に集約することで、全社員でそのナレッジを共有できます。
また、全社員が「同じ最適情報」を検索できることから、作業を標準化できる環境が整います。
知識の属人化を防ぐだけでなく、企業の生産効率を最大化することも可能です。
問合せの対応の負担が大きい
例えば、「初期設定の手順を教えて」とAIトリセツ™に聞くだけで、その問いに関連する回答や対応方法、さらに詳細・根拠を瞬時に表示できます。
また対応品質を均一化できるだけでなく、AIによる自動応答をあわせて構築することで、業務の効率化につながります。
現場での作業ミスが多発する
AIトリセツ™の機能「ウェブトリセツ」を利用し、Webマニュアルとして活用することで、どこからでもマニュアルの閲覧が可能になります。
スマートフォンやタブレットからも簡単にアクセスできるため、作業マニュアルを取込んでおけば、正しい手順を事前に確認することができ、現場での不具合の発生防止につながります。

既存のマニュアルの内容が効果的に役立てられているか、最適な情報になっているか、分からない
AIトリセツ™では、質問履歴からデータを分析し、同じミスや重複質問を見つけることができます。
また、質問内容から、きちんとマニュアルを理解して作業しているかを確認することもできます。
この分析結果をもとに、情報や説明の仕方を改善、補足等に役立てることができます。
※当社では、この分析結果をもとにした社内文書のリライト支援・マニュアル改善サービスをご用意しております。このサービスを活用いただくことで、従来のマニュアルをナレッジ資産へと変えることができます。
外国籍の社員がいるが、日本語のマニュアルしかない
AIトリセツ™取り込んだドキュメントが日本語のみであっても、質問・入力された言語で回答をすることができます。中国語、韓国語、英語、ベトナム語など主要な外国語に対応しており、実際には50言語以上での回答が可能です。
また、音声で回答することも可能です。
AIトリセツ™を最大限活用するには
もちろん保有している取扱説明書や業務マニュアル、就業規則などの情報をそのままAIトリセツ™で活用することは可能です。しかしその情報に少し手を加えるだけで各段に精度を高めることができます。
それは、AIが理解できるように情報を整理してあげることです。近年のAIでは、画像や表の内容もある程度理解ができるように進化していますが、正確に理解するところまでには至っていません。
そのため、表や画像に書いてあることを具体的な言語(テキスト)にしたり、 テキスト情報をリライトしたりする必要があります。
例えば、タイトルの見直し、テクニカルライティング等に則った文章にするだけでもAIの理解精度が向上するのです。
「そんな手間をかけてまで、導入するメリットはあるの?」と思いましたよね。
しかし、このひと手間を掛けることで、AIトリセツ™の活用頻度が増し、保有している取扱説明書や業務マニュアル、就業規則などの情報が有効活用されることにつながります。それは間違いなく生産性の向上、そして経営効率の改善に繋がります。
「社内でそんな準備をしていたら、AI活用なんて何年先になるかわからないよ・・・ 」

そんな心配にお応えできるよう、当社では、課題解決のためマニュアル(ドキュメント)の見直しや、AIトリセツ™導入の支援サービスも提供しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
マニュアル制作会社である当社が開発した”AIトリセツ™”が、みなさまのお悩みや心配事を解決し、保有する社内文書や機密情報を安心して活用いただけるサービスであることがおわかりいただけたと思います。
文書を取り扱う際の重要性や機密性、切り離せない課題を十分に理解しているマニュアル制作会社だからこそ、開発できた安心できるサービスです。
マニュアルを”読む”から”AIに聞く”へ。
当社の”AIトリセツ™”で、お悩みの解決とともに、業務の効率化と社内ナレッジの共有をご支援させていただきます。
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